つき、一人っ子最後の日

育児関係
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こんにちは。ずぼらママのゆーちゃんです

今日は、前回書いた
おとの出産から退院までの間の
長女:つきの様子を
書きたいと思います。


まず、粘液栓がでた日。
そろそろ つきに、
第二子を出産する日が近いこと、
出産すると約一週間ぐらい
ママは入院しないといけないこと、
つきと一緒にいられないことを
話さないといけないと思いました。


一つ一つ、できるだけつきを
悲しませないように
ゆっくり伝えました。
「離れるけど、
そのあいだじーじばーば、
りっちゃん(義姉)が遊びに
きてくれるよ。」
「パパはずっと一緒にいてくれるよ。」
「お電話でお話しはできるよ。」
思い付く限り、
楽しいことも待っていることを
伝えました。
ですが、今まで1日たりとも
離れたことがないつきにとって、
やっぱり不安と寂しさが
大きいみたいで
大泣きしてしまいました。
「いもうとができるのは、
うれしいよ。
でも、、ママとはなれるのは
いやだよぉ・・。
もう、ママがかえってきたときは、
つきちゃんだけのママじゃないん?」
妹を楽しみにしている気持ちと、
独り占めできなくなる寂しさが
一緒になってずっと泣いていました。
私もどんな言葉をかけていいか
分からなくなってしまい、
抱き締めて、つきのことが大好き
ということを伝えることしか
できませんでした。
その日はこれ以上、
この話はしませんでした。
ですが、
次の日の夜に陣痛が
来てしまいました。
つきは、
きっとパニックになるだろうと
思っていたのに、、
一生懸命、
タオルケットを持ってきて、
背中にかけてくれて、
(なぜか)うちわで扇いでくれて、
「お茶いる?」とか
「なにがほしい?」とか
たくさん聞いてくれて、
頭撫でてくれて、
「ママ、大丈夫だよ!」って
励ましてくれて、
きっと頭をフル回転させて、
自分の気持ちを後回しにして
本当に思い付く限りを
してくれました。
私が病院に行くとき、
つきは泣いていて、
でも、私に迷惑をかけまいと、
一生懸命我慢してくれてて、
その姿を見ると、
とても熱くなるものがあって
「つき!おいで。」って言って
抱き締めました。
「ママ、行ってくるからね。
つき、たくさんしてくれてありがとう。
大好き。」って言って、
つきも泣きながら頷いていました。
「ママいってほしくないよ、、、、
はやくかえってきてね。」
って言って、ばいばいしました。

つきは基本的に嫌なことは
嫌だという性格だったので、
あんなに頑張って
我慢しているつきを初めて見て、
私も車の中で
泣いてしまいました。

その後、無事出産しました。
年末に久しぶりに
テレビ電話をして
みんなと話してて、
つきが全然こっちに
来ないので
「つきー?」と呼び掛けると、
こっちに飛んで来て、
携帯を抱き締めるように
「ママ?ママぁ。ママ、ママ。」って。。
あぁ、やっぱり、
周りに言わないだけで、
すごく我慢してたんだな。。
と思い、つきをたくさん慰めて、
たくさんお話ししました。
あと少しで帰れるから、
待っててね。って
伝えて電話を終わりました。
後日、本当に数分ですが、
つきと会える日があり、
久しぶりに会いました。
少し辿々しいつきに、
「つき♡おいで!」って
手を広げると
なんとも言えない表情で
飛び付いて来てくれました。
数日ぶりにつきを
おもいっきり
抱き締めることができて、
本当に愛おしかったです。
ちょっとの時間だったので、
すぐにバイバイの時間が
来てしまい、
つきは、
また寂しそうな顔で
帰って行きましたが、
駐車場から私の病室が見えるので、
手を振ると笑顔になりました。
そして、退院の日。
つきと夫、お義母さんが来てくれて、
つきは初めて妹と会いました。
「ちっちゃい。かわいい。」
と言って頭を撫でて、
ママのところにすぐに来て、
ニコニコで手を繋いで
車まで帰りました。

つき、この入院中、
たくさん我慢させてごめんね。
そして、
我慢して
待っててくれてありがとう。
これからは、
つきとパパと三人で
妹を大切に育てていこうね。

これが、つきのお姉ちゃんになるための第一歩でした。

今では、おとが怒って泣くぐらい、妹に溺愛しているかわいいお姉ちゃんです。(笑)

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